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iOS14へのアップデートがFacebookに及ぼす影響

好調なFacebook  Facebookの2020年第2四半期決算は好決算でした。売上高は186億8700万ドル(YOY+11%)、純利益は517億800万ドル(YOY+98%)で着地しました。ユーザーは27億人に増加し、広告収入は前年同期比10%増でした。広告収入は落ちるのかなと思っていましたが、消費回復もあって意外と伸びたみたいですね。 アップルのiOS14とフェイスブック  そんな中、決算短信には気になる文字がありました。Mobile Operating Platform change? Lastly, headwinds related to ad targeting and measurement, including the impact of regulation, such as the California Consumer Privacy Act, as well as headwinds from expected changes to mobile operating platforms, which we anticipate will be increasingly significant as the year progresses. 出典:Facebook「第2四半期決算短信」  こちらアップルが直近で公開するIOSアップデートのことだそうで、広告主がユーザーの行動をトラッキングするときに、事前にユーザーの同意が必要になるようなのです。  それまで、広告主は「IFDA」と呼ばれるデバイスIDを使用することでユーザー行動を把握し、ターゲティング広告の精度向上や効果の測定を行ってきました。しかし、次のアップデートからこの識別子を使用するためには、ユーザーの事前の同意(オプトインを求めること)が必要になったというわけです。これは、フェイスブックならびに他の広告主にも大きな影響を与えると懸念されています。 参照:Facebook says Apple’s iOS 14 changes could hurt its ad targeting, CNBC (https://www.cnbc.com/2020/07/30/facebook-says-apples-ios-14-changes-could-hurt-its-ad-targeting