WSTSが発表した2020年の世界の半導体市場規模は前年比5.1%増の4,331億ドルと、前回予想に比べて1.7ポイント上方修正した。 また、21年度の市場予測では8.1%増の4,694億ドルとなる見込みで、地域別で見るとアメリカ・APACがそれぞれ9.5%、8.7%と高い。 製品別 2020年はICが前年比6.4%増、Sensorが同7.4%増となった。Sensorに関しては前回予想から一転してプラス成長となった(前回予想は2.1%減)。スマホ・PC需要が増加したことが大きく関係しているだろう。 2021年はオプトが前年比10.2%増、ICが同8.3%増となる見込みで、ICに関してはメモリ部門が大きく寄与するとみられる。 堅調な市場の上に、NvidiaによるARM買収など、業界再編も進んでいる。今後も半導体業界に目が離せない。 出所:https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20201201WSTS.pdf